今週のα曲(2)[6-2]
曲名:Re:PEPPERアーティスト:平原綾香
歌詞
公式サイト上のセルフライナーノーツ[Re：PEPPER]
>>これは高校であった出来事をそのまま曲にしました。PEPPERっていうのが自分の夢を邪魔したり、イジワルしたりイヤな人のことで、Re：っていうのは返信という意味。つまりイジワルされても自分の夢をかなえることで「お返しするわっ」っていう歌です。デビュー時は怖いもの知らずでしたね･･･今だと書けないかも。<<
1ヶ月更新になって2回目。無理なく続けられそうだけど、これじゃ更新し忘れても無理ないような。
平原綾香が5年目突入記念?で、ベストアルバムを出しました。
ベストアルバムって、いつどういうものを出してもファンから批判を受けているような気がするんだけど、今回はフクザツな気分。早すぎるような気がしていた一方で、このタイミングに納得できてしまった気もする。というのも15曲をよく見てみると、
1stアルバム収録曲が5曲（"mama"を含む）に対し、5thアルバム収録曲は1曲
2004年に発表した曲が15曲中8曲（"Jupiter"は前年12月発表だから除く、代わりに"mama"を含む）
とまあ、こういう具合なんです。リリース自体が2004年に集中している（シングル5枚、アルバム2枚）ので当然のことなんだけど。
その上「そら」収録のシングル曲3曲が全部外されているから、偏りが余計に目立ってるんですね。("mama"がそれを上手くごまかしてることになるのかな?)
ただ、冷静に考えて、全部のシングル曲を無理やり詰め込まなかったのは、評価に値すると思います。もともとアルバムアーティストだし(裏を返すとシングルの売り方が下手すぎ)。特に、僕は「嫌"Jupiter"」から入っていったクチで、事務所の路線と別の方向性を求めているので。
それに、初回限定のDVDで、不足のシングル曲がフォローされているから、そういう意味でも一応評価できる。(800円の追加は大きいけど･･･)
欲を出せば、4thアルバムから、アルバム曲を入れてほしかったんだけど、大人の事情が絡んでいる模様。3rdはカバーアルバムだから、同様にバッサリだったけど、こちらはこれでよかった。いや、むしろ、これがよかった。
だいたい書きたいことは書いた。
今日の曲は、1stアルバム収録曲。(いつも"虹の予感"ばっかりじゃ、さすがに･･･)
意識して聴くから余計かもしれないけれど、自作詞･自作曲の曲は、好きなのが多い。最近、減ってきちゃってるんだよな。こういうアルバム曲を発信し続けていてほしい(シングルは事務所の意向でも我慢するから･･･)。この曲をこのベストに収録したのは正解だったと思う。
Jupiterで飽きちゃった人も、5～7で彼女の魅力に気付いもらえると思う。更に、4thアルバムを借りてもらえば、満足。
あとは、彼女には、昨日放送されたドキュメンタリーで言ってた通り、「Jupiter越え」を目標に頑張ってほしい。"Jupiter"が名曲なのは認めるけれど、このベストが第二期の幕開けの合図であることを信じたい。
P.S.セルフライナーノーツを読んで、タイトルの意味が初めてわかった･･･。初期の「夢に向かう姿」は、特に共感できるところなんだよな。
